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花粉症と鼻呼吸
普段、鼻呼吸で吸い込んだ空気は鼻を通ると、適度な湿り気を帯び、温度が調整されたよい状態で肺に込まれます。 しかし、鼻がつまって鼻呼吸ができなくなると、口で呼吸を行うため、ノドが乾燥し、細菌・ウイルスも含んだ空気をそのままの状態で肺に送り込むことになってしまいます。
今一度、花粉症の症状や原因についてしっかり理解し、
日頃からセルフケアすることで、花粉のシーズンを快適に過ごしましょう。
花粉症の基礎知識① 花粉症ってなに?
花粉症は、スギやヒノキ等の植物の花粉が原因となって起こる「アレルギー疾患」の一種です。「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれ、花粉に対して体の免疫反応が過剰に反応することで、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどアレルギー症状が引き起こされます。
また花粉だけでなく、ほこりやハウスダスト等によってアレルギー症状が引き起こされることもあり、それらは「通年性アレルギー鼻炎」と呼ばれています。
さらに、ウイルスや細菌感染による急性鼻炎を繰り返した場合や長引いた場合に起こる、鼻の粘膜が慢性的に赤く、はれている状態のことを「慢性鼻炎」と言います。
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くしゃみは外から入った異物を外に出そうとする防御反射です。花粉症では、連続して何度も起こるのが特徴です。
鼻汁は吸気をろ過、加湿する上で重要な役割を果たしていますが、花粉症ではその分泌が亢進し、鼻から垂れたり、ノドに流れたりします(後鼻漏)。鼻水は水様性で、いくらかんでも出てきます。
鼻閉は肥満細胞から分泌された化学伝達物質により生じる鼻粘膜腫脹や血流悪化によって起こります。重症化すると、両方の鼻が完全につまり、口呼吸になります。
花粉症の基礎知識② 花粉症の原因
花粉症の原因となる植物
花粉症を引き起こす植物は多岐に渡り、日本では約50種類が報告されています。
その中でも代表的なものは「スギ」で、花粉症全体の約70%を占めると推察されています。
これは、日本の国土に占めるスギ林の面積(国土の12%)が大きいためでもあります。
花粉の飛散量
花粉の飛散の多い日、多い時間帯は注意が必要です。外出もなるべく控えましょう。
<花粉の多い日>
- ・ 晴天で気温が高い日
- ・ 空気が乾燥して風が強い日
- ・ 雨上がりの翌日
- ・ 気温の高い日が数日続いた後
<花粉の多い時間帯>
- ・ 夜明け後
- ・ 気温が上昇し、午前中に飛び出した花粉が飛来する昼前後
- ・ 上空に舞い上がった花粉が気温低下によって落下する日没後
花粉症の基礎知識③ 花粉から身を守る
花粉症の季節を快適に過ごせるよう自分でできるセルフケアをしましょう。
外出時のセルフケア
外出時はマスク、めがねをして花粉から眼・鼻をガードしましょう。非装着時と比べて、眼・鼻に入る花粉の数を半分以下に抑えることができます。衣服は表面が毛羽立った毛織物等のものは、花粉が付着しやすいので避けましょう。帰宅時は、室内に入る前に衣服や髪についた花粉をよく払ってから入り、手洗い、うがい、洗顔を行いましょう。

おうちでセルフケア
家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓や戸は開けず、洗濯物や布団を外に干さないようにし、家の中でも花粉との接触を避けることが重要です。掃除をする際も、掃除機で室内の花粉を舞い上げないように注意しましょう。
花粉シーズン前からできるセルフケア
普段から睡眠をしっかりとって、規則正しい生活習慣を心掛けることが、よい目覚めをもたらし、正常な免疫機能を保つために必要です。風邪をひかないこと、お酒の飲み過ぎに気をつけること、タバコを控えることなども、鼻の粘膜を正常に保つために重要です。鼻がつまってよく眠れないとき、鼻孔を拡げて鼻呼吸をラクにするブリーズライトを使ってみるのもよいかもしれませんね。
出典:厚生労働省ホームページ
出典:花粉症がラクになる(赤城智美・吉村史郎)
※鼻からスッキリ、翌朝スッキリ。は、鼻のつまりによる寝苦しさの解決を意味します。















